3年生 総合的な学習の時間「大すき 壬生川」
2020年6月23日 16時49分3年生から始まる学習の一つに、「総合的な学習の時間」があります。自分で課題を見付けて解決したり、学習したことを生かして、より深く学んだりします。3年生の1学期のテーマは「大すき 壬生川」です。社会科で学習したことを生かして、壬生川についてより深く学びます。
先週は、壬生川の歴史や史跡、学校について学習しました。今日は、実際に確かめに行きました。
「壬生川」の地名の歴史は古く、古代~901年までは「入り川」と書いて「にゅうがわ」と読ませていたそうです。水害が多かったため「丹生川」と改めましたが、1352年に今の「壬生川」と改め、現在まで続いています。そんな歴史ある地域にある壬生川小学校は、いつどこから始まったのでしょうか?
壬生川小学校のはじまりは、興照寺だと言われてます。1875年、丹生(たんせい)小学校という名前で開校されました。その後、鷺ノ森の旧小糸魚市場跡、現壬生川公民館がある場所へと移り変わり、現在の場所になりました。
またこの近辺は、壬生川の港・堀川港の恩恵を受け栄えた商業の町でした。
現在の商業の中心は、産業道路沿いになりましたが、今もなお、壬生川にとって大切なお店がたくさん軒を連ねています。
最後の目的地、壬生川駅に着きました。壬生川駅の回りはどんな様子なのか調べました。
お店だけでなく、公共施設、バス、タクシーの乗り場があることに気付いたようでした。また、たぬきやカブトガニが多くあることを見付けた子どもたちもいました。実際に確かめることで、様々な発見があり、子どもたちの探究意欲を高めることができました。「なんで?」「どうして?」が子どもたちの大切な学びへとつながっていきます。
子どもたちは今日の学習を生かして、自分の家の近くの歴史や史跡、偉人について調べます。保護者の皆様も、子どもたちといっしょに地域について学習していただけると幸いです。